「これは美味しそうだな~。ふむふむ・・」と料理のレシピを見て、
いざ、料理を始めてみようと意気込んでも、なんとなく手が止まってしまう。
よく塩・砂糖を「少々」「適量で」って書いてあるけど、人によって違うんじゃない?
それでも勢いでエイヤ~っと作ってしまって、大失敗。。。
やっぱり自分には料理向いてないな、料理むずかしいな・・・とあきらめていませんか。
自分で料理をしているときを振り返ってみると、調味料での味付けって結構いい加減にやってるかもしれないです。
今回は「調味料の計り方」をテーマに、簡単にまとめてみたいと思います。
知っておいて損はない!料理基礎のひとつ~調味料の計り方~
【料理レシピによくでてくる計量基準】は以下の通りです。
*大さじ1=15ml
*小さじ1= 5ml
計量スプーンや計量カップは、100円ショップで販売しているので、実用性のあるものが見つかればそれをゲットしてみてください!
計量スプーンで計る
砂糖や塩、しょうゆやみりんなどの液体、みそやマヨネーズなどのペースト(状)を計量するときは、計量スプーンで計ってみましょう!
<粉末・ペースト>を計る
まず、計量スプーンに山盛りにすくいましょう!
1杯:多めに盛った計量スプーンから、ヘラ(無ければ、スプーンの柄など)で、すりきります。
2分の1杯を計るときは、計量した1杯分の半分を区切って、半分を除きましょう。
3分の1、4分の1も同じように区切って不要な部分をスプーンから除きましょう。
※「山盛り」の場合は、計量スプーンで1杯すくいましょう。
<液体>を計る
液体調味料を計るときは、計量スプーンから液体があふれないギリギリのところまで入れます。
1杯:計量スプーンから液体があふれない程度(表面張力で盛り上がる程度)です。
2分の1杯:スプーンの2分の3程度(スプーンの底が丸いので)。
計量カップで計る
料理レシピに出てくる 1カップとは 200ml (cc) になります。
<液体>を計る
計量カップの目盛りをみて、必要な量を計ります。
計量カップで液体を計る時は、平らなところにカップを置き、目盛りを真横から見ます。
※最近は上側から見て計測できるカップもありますので、確認してみてください。
手の指で計る
最後に手で計る場合です。これが一番分かりにくい気がします。
砂糖を「少々」、「ひとつまみ」くらい、とか言われても。。。
計量スプーンを使うまでもないときは、調味料を指先でつまむ程度でOK!
少々:2本の指先(親指と人差し指)でつまむ
ひとつまみ:3本の指先(親指と人差し指と中指)でつまむ
このあたりは好みによると思いますので、味見をしながら少しずつ足していくのがよいと思います。
まとめ:自分の家族、友人がおいしいと思ってくれれば正解!
レシピ通りに作ることって、はじめは難しいものですよね。
野菜の多い料理だと、野菜の甘味や水分量が増えて、塩加減が足りなかったり、そんなことがよくあります。
テレビや雑誌で紹介されるレシピは、料理人(研究家)さんがある一定のおいしさを決めて提供しているものです。
もしかしたら、レシピ通りの味が自分にとっては、おいしいものではないかもしれません。
そういう時は、レシピを基準に調味料の分量をアレンジして、自分好みのおいしい味に変化させて料理を楽しんでみましょう!
少しずつ加えていくことが大切であり、失敗を減らすことにつながります。
自分の家族、友人、大切な人が「おいしい」と笑顔になれば、それが正解ですよ。